トイレを長期間使用していると、温水洗浄便座の本体が点滅するタイプのものがあります。
これはトイレの買い替え時期の目安を知らせてくれる機能で、トイレを使用開始してからおよそ10年が経過した段階で、温水洗浄便座本体の表示ランプが点灯もしくは点滅します。
ランプが点滅することによって、買い替えのタイミングが近づいていることを知らせてくれます。
点検ランプが点灯した際には、トイレに異常がない場合でも点検をすることがおすすめです。
ただし、トイレのお知らせランプが点灯したとしても、故障していなければ継続して使用できます。
しかし、トイレを長期間使用していることに変わりはなく、内部の部品の経年劣化も懸念されます。
トイレを安心して使用するためにも、メーカーなどにメンテナンスを依頼し、必要に応じてトイレ内部の部品の確認や交換などを行うことも検討する必要があるでしょう。
また、温水洗浄便座の本体が点滅するタイプ以外のトイレであっても、トイレの買い替え時期の目安になる症状があります。買い替えの目安となる、3つの症状について詳しく紹介します。
便器やシャワートイレが故障している場合
トイレを買い替える時期の目安として、便器や温水洗浄便座が故障してしまうというケースが挙げられます。
便器の中に物を落としてしまい便器が割れてしまった場合や、ひび割れてしまった場合は、水漏れのリスクがあるため可能な限り早く取り替える必要があるでしょう。
さらに、温水洗浄便座から異音がするなどのケースでは、すでに内部が故障している可能性がある、もしくは、現在故障していなくてもいずれ故障する可能性が非常に高いため、買い替えを検討したほうがよいといえます。
老朽化している場合
トイレを長期間使用しており老朽化している場合も、買い替えの検討タイミングといるでしょう。
トイレが老朽化すると水漏れやつまりなどのトラブルが頻発し、修理費用が発生する可能性があります。
さらに、故障が頻発すれば日常の生活が非常に不便となります。修理費用や日常生活の不便さを考え、トイレの老朽化を実感している場合には実際にトラブルが発生する前に買い替えを検討することをおすすめします。
生活寿命を迎えた場合
トイレを買い替える時期は、故障した際や老朽化だけではなく、使用するなかで使いにくいと感じる場面が多かったり高機能のトイレを利用したかったりといった場合も挙げられます。
長期間使用しており汚れがこびりつきやすくなると、掃除がしにくくなるなどのデメリットが増えるでしょう。
トイレの使いにくさや不便さなどを感じる回数が増え、生活寿命を迎えたと感じたときにも、トイレの買い替えの時期に適しているといえます。